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2010年9月 9日 (木)

あの日の一人遊び

今も似たようなものですが、小学生の頃、僕はとくに友達がいませんでした。いや、冒頭から悲しい空気を漂わせて本当に申し訳ございません。

学 校ではそれなりにやるけど、放課後や休みの日になると途端に遊んでくれる人がいなくなる、というタイプの典型だった僕。わずかにいた友達も、「プラスチッ クをライターで溶かして変形させる」という遊びを会うたびに提案する僕に愛想を尽かし、一人、また一人と去っていきました。唯一最後まで僕にかまってくれ たマー君も、COOP東京(生協)の通販カタログでプリンをチェックするのに忙しく、そう頻繁には遊べませんでした。

そんなわけで、僕は 小学生時代の時間の多くを「一人遊び」に費やしてきました。当時履歴書を書く機会があったら、間違いなく特技の欄には「一人遊び」。僕は、一人遊びのスペ シャリストだったんですね(悪い意味で)。いやー、思い返せば懐かしい。ここで、僕が当時夢中になっていた一人遊びをいくつか紹介いたします。

① 人形遊び

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まずはこれですね、人形遊び。人形遊びは、僕の小学生時 代を語る上で絶対に欠かせないものです。かなりの時間を費やした一人遊び、その中でも人形遊びの割合はやっぱり群を抜いてましたね。これにハマった男子も 少なくないんじゃないでしょうか?

周りには秘密にしていましたが、当時の僕は引くぐらいたくさんの人形を持っていました。綺麗に彩色され たフィギュアから、味気のないゴムの人形まで。僕は彼らに名前をあたえ、役割を与え、物語を与える。それで、やっぱり僕も男の子ですからね。戦わせるんで すよ。人形同士を、ババーンと。とは言ってもね、ただ戦わせるだけじゃない。そこには復讐劇があったり、一つの宝物を奪い合ったり。そういった、背景があ るんですね。僕、もうそんなのを考えるのが大好きで。1日のうち12時間(仕事中も絶えず)を妄想で過ごす今の僕は、もしかしたらこの頃の影響を受けてい るのかもしれませんね(残り8時間寝て4時間はモノマネの練習)。

でね、何が痛いかって。まぁ本当今だから言えるんですけど、僕これ中3 ぐらいまで続けてたんですよ。もちろん誰にも言えないですよ。学校行ったらそりゃテレビの話とか野球の話とかするんですけど。家帰ったら「よっしゃ行く か」みたいな感じで。で、ほら中3ぐらいになると、色々わかってくるじゃないですか。「すぐビーム出すのは違う」とか。「そんな強い武器があったらバラン ス悪い」とか。歳を重ねるごとに段々と戦わせ方がリアルになってくる。で、最終的にはローキックでダメージを蓄積させる、とかちょっとリアルすぎる感じに なっちゃって。ウルトラマンなのに。3分しかないのに。で、ある日ふと思ったんですね、「これ何が楽しいんだろう」って。それでやめちゃったんですけど、 今でも実家にはかなりの数の人形が残っています。いやぁ懐かしいですね。今でもちょっと興味ありますね。

②花の蜜を吸う

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これは、まぁ小学校の低学年の頃ですね。たぶんツツジか なぁ、あんまり詳しくないんではっきりとは言えないんですけど。試しに蜜吸ってみたら、これがまた美味しくって。いやいや、ほんとにビョッサ美味しいんで すって!(「ビョッサ」→「メッチャ」の4段階上)僕花ポケットに入れて持ち歩いてましたもん。おやつ代わりに。いや、マジで稀に見るくそガキなんですけ ど。で、ツツジがこんなに美味しいんだから、ってサルビア?の蜜吸ったらこれもまたべらぼうに旨い。なんじゃこれ!、と思って。なんじゃ植物!、と思っ て。当然のように、もっと美味しい花の蜜はどこじゃ!ってなって。それからは毎日のように、重ねた研究を「おいしい花ノート」に書き連ねていましたね。

う ん、でも、別れは突然でした。そうですね、今でもあの日のことは覚えています。親戚のおばさんがね、買ってくれたんですよ。カルピスウォーター。はっきり 言って衝撃でしたね。

「こ、この世にこんな美味しいものがあったなんて・・・!」

いや、もちろんカルピスは飲んだこと あったんですよ?いや、でも、なんて言うんですかね。あんまり身内のことは悪く書きたくないんですけど、その、薄かったんですね。うちのカルピス。たぶん 人んちのよりずっと。小学生なんて自分の名前と、あと2個ぐらいしか記憶できない生き物じゃないですか。カルピスウォーターの美味しさを知っちゃったら、 もう花の密には戻れない。成長、んーやっぱり成長なんですかね。その日以来「おいしい花ノート」に新たな文字が刻まれることは、結局ありませんでした。

③ 友達と会話する

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え?これのどこが一人遊びなの?
まぁ当然そうなり ますよね。実はうちの実家ちょっと特殊で、通ってた小学校の目の前だったんですよ。いや、大げさとかじゃなくて本当に目の前。通学時間4秒、とかそうゆう 世界です。だから僕が家に帰ると、まだ学校の前に残ってるクラスメイトとかの声も当然聞こえてくる。

「今日どうするー?」

と かそんな感じで。で、僕は答えるんです。
「じゃあいつもの公園に4時で!」

もちろんクラスメイトは僕に言っているわけじゃない し、僕の声もクラスメイトには聞こえていない。だから厳密に言えば会話ができているわけではないけど、僕の中では会話かなぁ、なんて・・・いや、ひどいな これ。まぁそれで一人でクスクス笑ってたんですけどね。本当何が楽しかったんだろう?いや、これひどいわ。

例えば風邪ひいて学校休んでる ときなんかはそんな余裕もないんですけど。「もんもん病」という謎の仮病で休んだときは、たまに「会話」しちゃってましたね。なんか我ながら可哀想になっ てきました。当時の俺って一体何なんだろう・・・。

いやーこう振り返ってみると実にひどい。現在お子様がいる方、まだこれからという方。 是非お子様に注意を払ってあげてくださいね。歪んだ一人遊びを続けていると、歪んだ大人になってしまうこともあるようです。僕はちょっとこれから、タイム マシンをつくってきます。

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コメント

人形遊びはよくやったなー。

投稿: | 2010年9月11日 (土) 08時34分

はじめまして。ランキングから来ました。
支援、と。

さて、一人遊びですが、私もそれをする
タイプの少年でしたが、何の因果か
野球チームに入るという幸運があり、
それからは割とバットとボールが友達
という状態になったように思います。よかったのか?

というわけでまた来ます。
こちらにも遊びに来てくださいね。

投稿: N.J.K. | 2010年9月11日 (土) 23時45分

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