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2011年1月

2011年1月31日 (月)

一人カラオケの話

皆さん「一人カラオケ」(ヒトカラ)を体験したことはありますか?


僕はそこそこの「一人カラオケ」常連者なんですけど、いや、楽しいですよ。曲選びにしても空気を読まなくていい。大人数で行く(タカラ)より多くの曲数を歌える。慣れてくれば、こんなに素敵な暇つぶしもありません。


しかしね、まだまだ世の中には変な風潮があるんですよ。「寂しくないの?」とか。「友達いないの?」とか。「一人ってwww」みたいな。もうね、ふざけるなと。そんな人には、声を大にして言ってやりたい。


「寂しいよ!友達もいないよ!」


友達いないから一人で行ってるんだよ。でもね、もうほっといて欲しいんですよ。一人カラオケに来ている人に、そんな目を向けるのはやめて欲しい。可哀想なんて言わないで欲しい。あたしは孤独なカナリア。


でね、一人カラオケ。何度か行ってるとやっぱり、ここは気をつけたほうがいいなぁっていうのがわかってきまして。あの、一人カラオケってある程度「勢い」じゃないですか。そう、勢いなんですよ。勢いで行って、勢いで歌って、勢いで帰ってくる。だからこの勢いが折られるとね、ちょっと楽しめなくなっちゃう。


でね、店に入る前からその闘いは始まっていて。まず最初のエレベーターね。ここは必ず一人で乗る。間違っても若いカップルなんかとは乗らないようにしたほうがいい。えぇえぇ、僕にもありました。若いカップルと同じエレベーターに乗ったこと。で、カラオケの受付があるフロアに着きますよね。そしたら、店員さんはもう満面の笑み。

 

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3名様でよろしいですかー
こうね。もうホラーですよホラー。肩とれるかと思ったもん。カップルはカップルで何かニヤニヤしちゃってね。もちろんその日は惨敗でしたよ。何もしてないのにビブラートかかってましたよ。これは本当、気をつけたいところですよね。


でね、一人カラオケをやっていると、中にはやたら部屋を覗き込んでくる人もいて。まぁもちろん電気も消してますからね。そしたらやっぱり、ちょっと恥ずかしいから、どんどんと死角に逃げ込んでいくわけじゃないですか。外から見えないように。それで、壁によりそってようやく落ち着いたと思ったら、

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こうね。もう壁叩くのやめてー。壁叩かれて叩き返すのもやめてー。そんなコミュニケーション方法ないから。普通に目吹っ飛びそうになるから。一人だと普段の8倍ビビるから。「たえーまーなくー続くーあーいーのなウヒョっ!」ってなるから。やめてー。

で、店員さんね。ここは悩みどこですよね。どうしたって部屋に来るじゃないですか。飲み物置きにとか。それは仕方ないんですけど、やっぱりちょっと恥ずかしい。まぁそれは僕の心の病気のせいなんですけど。どうやってやり過ごしたらいいかなぁって。夜だったら、「終電逃がして仕方なく」のポーズもとれるんですけど。普段だったら

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まぁこうかな。「電話」。店員さんが来るタイミング見計らって、電話ですね。もちろんどこにも繋がってないですよ。はい。電話してるフリ。まぁまぁそんな感じで飲み物置きにくるのはいいんですけど、たまに


(コンコン)
僕「たえーまーな…は、はい!」
店員「お楽しみ中すいませーん。今カラムーチョサービスしてるんですけどー」
僕「え、あ、いや、大丈夫です。すいません。ごめんなさい」


みたいなね。カラムーチョて。仕事なのはわかるんですけどねぇ、一人のお客さんはちょっとほっといて欲しい。それも急に来るんで受け身もとりづらいんですよ。


で、たまに部屋間違って入ってくる人いるじゃないですか。本当にね、そこはちょっと気をつけてくれと。一人でいるときに入ってこられたときの、あの絶望感ね。で、「あ、間違えました、すいません」て言って出て行くのはいいんですけど、その後「あそこなんか一人で熱唱してたんだけどwww」みたいのが聞こえてくるわけですよ。「立ち上がって歌ってたwww」みたいな。いや、立ち上がって歌ってたけども。そっと座るぞこの野郎と。


一番ひどかったのが、軽トラに轢かれても死ななそうな、あのおばさんね。知らないおばさんが間違えて入ってきたんですけど、なぜか片手にタンバリン持ってて。「あらやだ!」って一応謝ってくるんだけど、動くたびにシャンシャン鳴ってる。それで去り際に「大丈夫、頑張って!」みたいな目するんですよ。いいから早く出て行ってくれと。俺は「かわいそうなぞう」かと。ねぇ。


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あ、そうそう!大事なこと言い忘れてた!トイレ行く時なんですけど。僕めちゃくちゃいいこと考えたんですよ。それが「ガイドボーカル」入りの曲を流していく、っていう作戦。これならね、周りに一人って悟られないじゃないですか。ね、すごくないですか!?え、何その顔。


あと、あれね。あの、デモ画像って言うんですか?歌ってないときに流れてる画像。DAMは今アッキーナ(南明奈)がMC担当してるんですけど、そのインタビューにアーティストになりきって答えるっていう遊びね。


アッキーナ「最近ハマっているものはなんですか?」
僕「ちくわです」
アッキーナ「へぇー!スニーカー集め!どれぐらい持ってるんですか?」
僕「いや、スニーカーは持ってません。ちくわです」


みたいなね。なんか一人カラオケだと独り言増えませんか?いや、増えるんですよ。普段まぁ絶対言わないんですけど、座るとき「よっこら、セシ〜ル〜!いろんせそなこんふぃおんせそねもん(?)」とかつぶやいてみたり。いや、誰もいないから。もう変な気分になっちゃって。で、一人で笑ってるんですけどね。だから、その顔何だって。


で、トイレの水が一番美味しいのはシダックスです。コップ持って行けば汲み放題。


後はお会計ですね。もし深夜のフリータイムで一人カラオケしてるなら、ちょっと早めに出たほうがいい。時間一杯までいると、他のお会計のお客さんとタイミングが被っちゃうんでね。これもねぇ悲惨なんですよ。皆でワイワイやってる中で、一人ポツネンと並ぶ僕。何か知らんけど男が「ヴぇ〜!」とか大声で言って、女の子がそれにすげー喜んだりしてるんです。もうね、意味わからん。全然ついて行けない。


あ、ちなみに一人カラオケ行くんなら歌広場がおすすめですよ。あそこはお一人様になにかと優しいです。


それでね、一人カラオケに行く人って、皆とってもマナーがいい気がするんです。よ。普段は知りませんよ、知りませんけど。そのときだけは、揃いも揃って紳士淑女。すごい腰も低い。出るとき机の位置まできっちり直しちゃったりしてね。やっぱり皆、ちょっと後ろめたいところはあるんでしょうね。でも、これはとってもいいことだなぁと。


いかがでしたでしょうか。いや、何が言いたいかってね、ただ一人カラオケは楽しいよってこと。長くなったけど、何かそんな感じ。

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2011年1月27日 (木)

その言葉は「オブラート」に包んで

この前電車に乗っていたら、隣に座っていた女子大生風2人組がこんな会話をしていました。


「ユミぃ、この前ケンにご飯誘われてさぁ〜」
「マジ!?それで!?」
「『え〜無理〜』って(笑)」
「だよねぇ〜、何かあの人デブだしねぇ〜(笑)」


もうね、聞いていて切なくて。ケン君のことを思ったら、胸が痛くなってしまいました。別にね、電車内でケン君の悪口をいくら言おうが、それは構わない。うるさいなぁとは思うけど、それは今回は置いておきます。でも、その断り方→「え〜無理〜」はどうなんだろうと思いまして。言われたケン君はどう感 じたんだろうと。まぁ盗み聞きしておいて、あれなんですけどね。


日本語の素晴らしい用法の一つに、「オブラートに包んだ言い方」というものがあります。伝えづらいことを、遠回しに、出来るだけ傷つけないように伝える。僕はこれ、何だか日本人らしくてとってもいいなぁと思うのです。出来るだけ浸透して欲しい。そんな世の中になって欲しい。例えば、さっきのケン君のケースにしてもそうです。


ケン「今度ご飯行こうよ」
女の子「えー無理ー」


これではちょっと露骨すぎる。自分に置き換えたら、刺さる刺さる。女の子の「ご飯行きたくない」という気持ち。これはもう仕方ないと思います。でも、もうちょっとケン君に気を使ってあげてもいいのではないかと。ケン君はたぶん、ものすごく勇気を振り絞ったんだと思います。しかしこの返事では、もう立ち直れないかもしれない。もう少し、オブラートに包んであげることはできなかったのでしょうか。


ケン「今度ご飯行こうよ」
女の子「うん、いいよ!」
ケン「何か嫌いなものある?」
女の子「肉と魚と野菜。あと穀物


例えばこうですね。こう言えばケン君は、「わかった!じゃあどっか良さげな店調べとくわ!」って。それで、家に帰ってパソコンの前でようやく気づ く訳ですよ。「あれ、これご飯行けなくね?」って。違うパターンとしては、


ケン「今度ご飯行こうよ」
女の子「うん、いいよ!」
ケン「何か好きなものある?」
女の子「一蘭のラーメン。それもカウンターで食べたい」


こうですね。一蘭というラーメン屋さんは、席がひとつずつ壁で区切られてるんですよ。味に集中するために。で、ケン君は後々それに気づきます。「あれ?遠回しに断られてね?」って。でもね、ここでのケン君は、たぶんそんなに落ちこんでないと思うんです。何なら「…なぁ、師匠。負けるって、いい な」ぐらいの変な恍惚を抱いているかもしれない。オブラート効果ですね。


でね、ケン君は太ってるらしいんですけど。別にいいんですよ、そんなこと。ケン君が幸せならそれでいい。でもたまに、デブに気がついていないデブっているじゃないですか。例えば「あたしモテないんだよねー。なんでだろう」とか言っている女の子がいるとしますよね。理由はもう明らかに、それなんです。太ってる。これはその人のためにも、ちゃんと伝えなきゃな、って状況です。で、また、そんな子に限ってこんなことを言うんですよ。

「ほら、あたしって小食じゃん?」


もうね、ほざけと。でも、言えないじゃないですか。


「ほら、あたしって小食じゃん?」
「ふーん。でも太ってるよね」


これは言えない。ストレートすぎる。理不尽ですけど、こっちが叩かれる可能性もありますからね。だから、ここでもオブラートの登場です。こういうときは、


「ほら、あたしって小食じゃん?」
「ふーん。あ、俺飲み物頼むけど、お前サラダ油でいい?


例えばこうですね。遠回しに伝えてあげる。「太ってる」という言葉にはトゲがあるので、しっかりとオブラートで包んであげなければいけません。ただ、あまりにオブラートが厚すぎると先方さんが気づかない恐れがあるので、そこは要注意ですね。まぁケン君ならきっとわかってくれると思いますけど。


それで、まぁ「太ってる」ときたらお次は必然的に「髪が薄い」なんですが。これも難しいですよね。非常にデリケートな問題です。僕も最近、という かここしばらくちょっとキテるんで、普通に


髪やばくね?


とか言われると全然笑えないんですよ。深く傷つく。そのストレスでまた毛が抜ける。もうちょっと、オブラートに包んだ言い方をして欲しいなぁと。 豊富な人には、まぁ気持ちもわかりづらいと思うんですけど。そこはほら、「思いやり」じゃないですか。


「あ、もうこんな時間!そろそろ散らかろっか?


例えばこう。「帰る」を「散らかる」と言うことで=「ハゲ散らかる」を連想させるというトリックです。これならね、すぐには気がつかないと思うんですよ。でも、なんか変だなって。頭の中には「散らかる」が残る。そしていつの間にか、抜け毛対策をしていると。まるっと平和解決ですね。他にも、こんな言い方はどうでしょう。


「あなたの髪型って、桶屋が儲かりそうだよね


よくわかんないけど。よくわかんないけど、俺の髪は何かあるんだなって。このまま行くと、何かしら桶屋が儲かるようなことになるんだなって。髪が薄くても別に桶屋は儲からないんですけど、相手に頭髪のことを考えさせるには充分ですよね。やっぱりこういった配慮は必要だと思います。


あの、皆さん、金八先生ってご存知ですか。ドラマの。僕が知る限りは日本で唯一、汗じゃなくて汁をかく先生なんですけど。そのドラマで、金八先生 が「死ね」って言った生徒に激怒する、というシーンがあるんですね。でもこれもね、金八先生が怒るのも無理はないんですよ。さすがに「死ね」はヒドい。例えばここでもね、


もし台風が来たら、あなたに屋根を修理して欲しいな


これぐらいの三味線は弾いて欲しかった。これならね、一見プロボーズにも見えるじゃないですか。金八先生もニッコリしたと思うんです。「やっぱり日本語って美しい!↑」とか言って。今になって思うんですけど、もしかしたら金八先生は「死ね」って言ったからじゃなくて、それをオブラートに包まなかったから怒ったんじゃないでしょうか。国語教師として。


じゃあ、もし丁度いいオブラートが見つからなかったらどうするか。同じ言葉でもね、例えば場所やタイミングによって、相手に与えるダメージは違うんです。そこを考えてあげる。もし普通に髪が薄いことを指摘されたら傷つきますけど、


「わー夜景が綺麗だねー」
「うん、でもお前のほうが綺麗だよ」
「もう…ハゲ!


例えばこんな感じなら、幾分かマシだと思うんです。本来なら「もう…バカ!」ですけど、そこにさりげなく潜り込ませる。これならそんなに悪い気もしないんじゃないかなと。これも思いやりですね。そう、オブラートと思いやりはほとんど同じ意味なんですよ。だからオブラートがなくても思いやりを持って言葉を放てば、結果は同じになるんです。


ただね、ここが難しいんですけど、何でもかんでもオブラートに包めばいいってものでもない。例えば相手のチャックが開いているときとかね。こうい う場合は、逆にストレートに伝えてあげてほうがいいと思うんです。


さて問題です。昔ジャンプでやってた『モンモンモン』の弟の名前はなんでしょう?(正解:モンチャック)


下手にこんなことを言うと、気づかれないかも知れない。もし気がついても、「うわ、何かオレ気使われてんじゃん」って相手が余計に恥ずかしくなってしまう。だからここは、つとめてサラリと。全然気にしていません風に伝えてあげましょう。「チャックがあいてる」とか「なんか毛が出てる」とか。こう いった単純なミス系は、ストレートなのが一番です。相手にためにもね。場合によってはオブラートに包まないことが、思いやりになることもある。日本語って、本当に難しいですね。


言葉の「オブラート」。包むも包まないもあなた次第です。いずれにせよ、思いやりに溢れた世の中になって欲しいものですね。


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2011年1月17日 (月)

女の子の言う「かわいい」の信憑性

「ハーイ、ケン!あたしの友達が彼氏募集中なんだけどさー。一度会ってみない?」


彼女いない、出会いもない。そんな潤いのない生活を続けるケン君に、突然女友達のクミがこんなことを言ってきました。「え?どんな子?」、もはや条件反射の様に聞き返すケンくん。それに対し、クミはこう答えました。


「めっちゃ可愛い子だよー」


ケン君は思いました、「ついに俺の時代が来た…」。メールアドレスを聞き、メールを続け、電話番号を聞き、電話を続けた。「めっちゃ可愛い子」というクミの一言を元に、ケン君の期待はどんどん膨らんでいきます。そしてついに取りつけた、今週の金曜19時に新宿アルタ前集合、という約束。ケン君は、大きくガッツポーズをしました。


そして当日、ケン君は約束の15分前にアルタ前に着いていました。「ヨシコちゃん、一体どんな子なんだろう…」。しかし、10分前になっても、5分前になっても、ヨシコちゃんらしき人は現れません。「まぁ約束は19時だし。え?あの人?いや、クミはめっちゃ可愛いって言ってたし、違うよな…」。そう、そこには一人、誰かを待っているらしき女性がいたのです。実はさっきから、何度も目も合っている。しかしケン君は、認めません。その女性は、ケン君の思っていたような人ではなかったのです。「クミはめっちゃ可愛いって言ってたし、あの人じゃない」。19時になり、さらに5分が経ち、10分が経った。「…あの、すいません。ケン君ですか?」。そこでついに、ケン君に声をかけてきた女性が…。ケン君が驚いて顔を上げると、そこには、さっきから何度も目が合っていた女性が立っていました。「はい、そうです。初めまして」。この後ケン君とヨシコさんは、ドンキホーテに水を買いにいきました-。



【男の言う『可愛い』と女の言う『可愛い』は違う】

こんばんは、斉藤アナスイです。いや、冒頭から長々とすいません。どうしても必要だったもので…。さて今回は、「男の言う『可愛い』と女の言う『可愛い』の違い」というテーマでお送りしたいと思います。


これはもうね、違うんです。どっちが良いとか悪いじゃないなくて、ただ違う。だから結論から言えば、男は女の子が言う「可愛い」を簡単に信用してはいけない、ということになります。だって、違うんですから。では実際に、冒頭のケースでのケン君の変化を見てみましょう。


【期待する→実際に会う→想像と違う→テンション下がる】


こうですね。では何がいけなかったのか。それは「ケン君がクミの言葉を鵜呑みした」→「ケンくんが期待し過ぎてしまった」という点に尽きます。ケン君は事前に、インターネットでオシャレなバーを調べていました。それなのに、この日ケン君は自分を見失い、なぜかドンキホーテで水を買ってしまった。普通に会っていれば「可愛い」と思えたかもしれないヨシコさんでも、過度の期待のせいで霞んでしまった。


当然ヨシコさんも頭にくるでしょう。勝手に期待され、勝手に落ち込まれ。かなり失礼な話です。「自分のことは棚に上げやがって…」、そんなことを思われてもおかしくありません。この日、ケン君にもしそこまで過度の期待がなければ、ヨシコさんの本来の可愛さに気づけたかも知れない。テンションが下がらなければ、お互い楽しい時間を過ごせたかも知れない。大切な出会いが、ムダになってしまったのです。


じゃあいけないのはクミだ。クミが「めっちゃ可愛い」なんて言わなければ、ケン君はそんな期待をしなかったはずだ。はい、確かにそれはそうでしょう。でも僕は、このケースにおいてクミは悪くない、そう考えます。例えば、


クミが「可愛い」と言った→だから過度の期待をした


ケン君がそう訴えたとします。でも、クミがそう言っていなかったとしたら…。


クミが「可愛くない」と言った→ケン君「こいつ性格悪…」


そう思ったはずなんです。客観的に見ると、なんて自分勝手なんでしょう。クミが本当にヨシコさんをめっちゃ可愛いと思っていたかどうかは別として、クミはここで「可愛い」と言わざるをえなかった。だってヨシコは友達なんだから。言わないと自分が悪く思われるんだから。しかしケン君は、それを汲んでいなかった。厳しいようですが、ケン君には真実を見極める力が不足していた、ということなのです。



【女の子のセリフの裏を見抜け】

上のケースでは、クミはヨシコさんを「可愛い」と表現しました。そしてケン君は、自分が思っている「可愛い」との違いに戸惑った。でも、これは何も「可愛い」という言葉だけに限ったことではないのです。いくつか他の例をご紹介しましょう。


クミが「ぽっちゃり系」と言った→?


まずこのケースはどうでしょう。ケン君なら「ぽっちゃり系?全然アリ!むしろイイ!」、そんな風に期待をしていたことでしょう。でもこのケース、ケン君が思う「ぽっちゃり系」の子は本当に来るのでしょうか。「毎晩寝る前に鍋を嗜みそうな子」が来る可能性もあるのです。


クミが「今風じゃないけど可愛い」と言った→?


続いてはこのケース。やはりケン君は「黒髪でヤマトナデシコって感じ?むしろイイ!」、そう浮かれていたはずです。もちろんそういう子が来る可能性もあるでしょう。でも、もしかしたら「喜多川歌麿がモデルにしそうなHer」が来るかも知れない。この場合「今風じゃないけど」は「世が世なら」と言い換えることが出来ます。


でも、これを一口に「女の子の嘘」と言ってしまうのは、いささか乱暴な気がします。何度も言いますが、男と女の「可愛い」の物差しは違う。「ぽっちゃり」も「今風」も違う。そしてさっきも言った通り、紹介する側の保身もある。男だって「こいつマジいい奴だから、さ!部活とか超がんばってたし!」なんて、あまりありがたくない紹介をすることもあるじゃないですか。



【不安なら聞く。格好悪くても聞く】

そしてケン君が裏を読めなかったのには、ケン君が「可愛い」という言葉だけで満足してしまった、という大きなミスがあります。つまり「可愛い」を詰めなかった。例えば「芸能人で言うと誰に似てる?」、そんな質問をしてヒントを集めなかった。この程度の質問一つでも、実は多くのことがわかるのです。


「芸能人で言うと誰に似てる?」
「んー……………………南明奈」


この間。いままで苦い経験を重ねてきた男性の方ならピンと来ると思います。「あ、髪型が似てるんだな」と。


「芸能人で言うと誰に似て…」
「駒田!元ベイスターズの!」


食い気味で答えてきたときは、信用度大。これは信じてもいいでしょう。きっと、チャンスに強いのでしょう。


「芸能人で言うと誰に似てる?」
「んー、芸能人じゃいないけど、妖精みたいな感じ」


これは判断が難しいパターンです。要するに、どの手の妖精なのかと。フワッとした感じの可愛らしい妖精なのか、夜中にミソを舐めるタイプの妖精なのか。他にも質問をぶつけて裏をとりましょう。


「芸能人で言うと誰に似てる?」
「んー、芸能人じゃいないけど、でもすっごい性格いいよ」


この場合、すっごい性格のいい子が来ます。


言葉の裏を感じ取ってください。「え?最初からプリクラとか見せてもらえばいいんじゃない?」。確かにそれは参考になるでしょう。しかし最近のプリクラは補正が凄まじいだけでなく、可愛く見える角度を研究している女の子も少なくないとか。中には、わざとピンボケしたプリクラを見せることもあるそうです。これでも、絶対とは言えないのです。


男からすれば、どうやったってある程度の期待はしてしまうもの。それは仕方ありません。外見を重視してしまう。それも否定はしません。けれど、過度な期待との差に、あからさまにテンションを下げるのはルール違反。紹介してくれた子、増してやその子本人に当たるなんてもってのほかです。「男と女の『可愛い』の物差しは違う」、それを改めて胸に刻んでおいてください。もしかしたら、素敵な出会いになるかもしれませんよ。

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2011年1月 8日 (土)

お弁当を隠しながら食べていた人集合

「キャラ弁」なるものがすっかり定着し、最近ではお子さん側から「◯◯ちゃんちみたいに可愛いお弁当作ってぇ」なんてせがまれることも少なくないとか。でも、僕らの時代はそんな凝ったものなんて少なかったですからね。運動会のときに、ちょっと頑張って華やかなお弁当を作ってもらうぐらい。本当に、とりあえずお腹が一杯になればいいかな、ぐらいの認識でした。
またね、うちの母があんまり料理が上手ではない人で。でも、うちはお母さんも働いていたので、僕もあんまり文句は言えなかったんですよ。これはどこまで本気なんだろうって思うこともあったけど、当時はまぁ我慢。そんなに負担かけたくないなと思って…。いい子だったんですね。
そんなわけで今回は、僕が今まで作ってもらった中で「これは泣くかと思った」、また今まで見てきた中で「これは胸が騒いだ」というお弁当を、ランキング形式で紹介いたします。今だからこそ語れる、当時のお弁当の話。これを見ているお母さんは、是非参考にしてみてください。

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【8位 そうめん@よそ様のお弁当】

これは僕ではないんですけど、クラスにこんなお弁当を持ってくる子がいました。お弁当箱に麺が入っていて、水筒に麺つゆが入っている。そしてそれを合わせて食べると。いや別にいいんですよ。いいんですけどね。そこまでしてそうめん食べたいのかしらって。冬になるとみかん剥いて入れちゃったりして。何一手間加えてんだお前、と。冬にそうめん食うなよ、と。

【7位 みそ汁@よそ様のお弁当】

お弁当はお弁当で普通にあって、水筒にみそ汁が入っているというパターンですね。いやこれも8位のそう麺と一緒なんですけど、そこまでして飲みたいかと。だって水筒って、けっこうかさばるし、重いじゃないですか。しかも、たまに中身がコーンポタージュだったりしますからね。カバンの中でぶちまけて騒いでいるのを見た時は、不謹慎にも「ざまぁwww」と思ってたのを覚えています。
【6位 白米と焼きそば@我が家のお弁当】

これは我が家のお弁当ですね。炭水化物×炭水化物。これは、「あり」って人と「なし」って人にはっきりわかれると思います。あの、ほかにおかずもあって、それでいて横っちょに可愛く鎮座してる程度ならいいんですけど。ご飯と焼きそばのみ、だとちょっとしんどい。焼きそばってあんまりご飯に合わない気がするんですけど、どうなんでしょう。「ご飯とお好み焼き」パターンもそうですね。
【5位 「ごはんですよ」じゃないですよ@我が家のお弁当】

僕、桃屋の「ごはんですよ」が大好きだったんですよ。あの海苔の。あれ美味しいですよね。僕がいつも「美味しい美味しい」って言ってるから、お母さんも気を利かせて塗ってくれたんでしょうね。パンに。いや、パンて。サンドイッチに「ごはんですよ」て。左からタマゴ、ツナ、ごはんですよ。最初ブルーベリージャムだと思って口にして、思わず「いや、これパンですよ」って言っちゃいましたからね。


【4位 白米と紅ショウガ@我が家のお弁当】

いくら時間がないからとは言え、ね。手抜きっていうレベルじゃないですからね。さすがに、これは僕も文句言いました。そしたらうちのババァ「紅白じゃ紅白じゃ!めでたいのぅ!」と、なぜか狂言師口調で言い始めて。フライパン、ガンガン叩きながら乱舞していました。…もう何も言えねーよ。これは友達に隠して食べたなぁー。


【3位 おいなりさん@我が家のお弁当】

いや、おいなりさんはいいんですよ。むしろ好き、嬉しい。ただどうゆうつもりか知らないですけど、僕のお弁当、おいなりさんの横に、あぶらあげががっちりセットされてたんですね。メインがおいなりさんで、おかずがあぶらあげ。食べても食べても、ずっと同じ味しかしないの。何これ。カレーライスにカレーかけてみました、みたいな。たぶん、余っちゃったんでしょうね。気持ちはわかるんですけどねぇ。


【2位 白米とコーンフレーク@我が家のお弁当】

いや、これそうゆうやつじゃないから。これたぶん、牛乳かけて食べるやつだから。


【1位 白米とプレゼント@我が家のお弁当】

今でも覚えています。小学校の遠足の日、僕のお弁当箱はいつもと違う二段重ねだった。普段こんな豪勢なの作ってもらったことないから、すごく嬉しかったんです。上の段にはたっぷりのご飯。そして「お腹すいたなー。今日のおかずなんだろ?」ってワクワクしながら下の段を開けたら、なぜかそこにゲームボーイのカセットが入ってたんです。もう「えぇえええぇええ」って。

実はその日、ちょうど僕の誕生日だったんですね。でも何も言ってもらえないから「忘れちゃったのかな」ってちょっとしょんぼりしてたんですけど…きっとお母さんはその頃「サプライズ大成功っ☆」なんてニヤニヤしてたんでしょう。いや、気持ちは嬉しいんですよ。嬉しいんですけど、サプライズに走り過ぎて、あんたおかず入れんの忘れてる。青空の下、皆はわいわいおかずの交換。そんな中一人、「スーパーチャイニーズワールド」の説明書を読みながら食べた白米の味を、僕は一生忘れません。
いかがでしたでしょうか。皆さんも、「うちのお弁当も凄かった」「こんな凄いお弁当を見た」なんてエピソードをお持ちなのではないでしょうか。まぁまぁ、今となっては全部いい思い出ですけどね。

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2011年1月 3日 (月)

モテるためのメール術

あけましておめでとうございます。愛犬に年賀状の数で負けるというまさかのスタートを切った2011年。今年もよろしくお願いします。ちなみに愛犬(トイプードル)に来た年賀状は、獣医さんとトリマーさんの2枚。僕は歯医者さんから1枚でした。

さて新年。やっぱりモテたいですね。みなさん、ちょっと気になるあの子に「あけおめメール」はしたでしょうか?僕はここぞとばかりに長文メールをしてみました。その結果、8件中5件しか返って来ないという、まぁ超リアルな感じだったんですけどね。そんなわけで新年一発目のテーマは「モテるメール術」です。僕の経験と失敗に基づく、モテるためのメール術を紹介いたします。

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【来たメールはすぐ返す】

最初にして最大のポイントがこれです。マメにメールを返す。非常に単純ですが、これほど大事なこともないでしょう。

僕の友達にW君という男の子がいます。彼はそこそこのイケメン、オシャレだしトークも立つ。「自分のスリーサイズがそらで言える」という普通に気持ち悪い特技以外、短所らしい短所もない。しかし、これがまた悲しい程にモテません。そんな彼は日頃、こんなことをよく口にするんです。

だってメールとか面倒くさいじゃん

これです。僕が思うに、彼がモテない理由はこの一点です。マメじゃない、筆無精、面倒くさがり。僕も彼にしょっちゅう遊びのメールを送るんですけど、返って来るのは5日に1回とかそんなもの。「何故だかすごくデカビタCが飲みたくなる周期」とまったく一緒なんですね。これではイケマせん。送り手の気持ちを折ってしまう。だって、一回わけあって彼の携帯借りたんですけど、「ち」の予測変換の一番上が「チョハッカイ」でしたからね。いや、どんなメールしてたのかは知りませんけど、この携帯の持ち主がモテるわけないなと。

まぁ僕男なんですけど、やっぱりトントンとメールが続くのって嬉しいじゃないですか。感じがいいじゃないですか。もうこの年になると、ほとんどメールが返って来ないような子は、=可能性ゼロに近いってことがわかってくる。だからこそ、メールを頻繁に返してくれる子が何だかとっても可愛く見えてくる。これはたぶん、女性でも同じでしょう。つまり「あれ、この人自分に気がある?」、そう思わせることが大事なんです。返さないと、勝手に先方さんが諦めてしまう可能性もあるわけですからね。

「男なのに頻繁にメール送ってくるとかキモい!」とかね。言いますけど。ね。そんなこと言われても、じゃあ電話したらお前出るのかと。出ませんよね。実際会おうとすると、当日「なんかお腹痛い」とか言うんだろと。だから、メールで売るしかないんです。確かに、メール全然返ってこないのに送り続けるのはどうかなとも思いますが、メールが来たらすぐ返す。これは必要なことでしょう。男はマメであれ。ちなみに僕はこれを、W君の名を借りて「渡辺理論」と呼んでいます。


【どんなメールを送ればいいのか】

先方さんからメールが来たら、マメに返す。先ほど僕はそう言いました。では、そのときにどのようなメールを返せばいいか。また、こっちから最初に送るときは、どんなメールがいいのか。ここでは、それを考えてみましょう。


◯疑問文を送る

まぁポピュラーですけど、やっぱりこれは鉄板。女の子ってわりと簡単に、メールアドレスまでは教えてくれるんです。たぶんですけど、「まぁ何ならシカトすればいいよね」ぐらいのことを思っているんでしょう。そうです、だから返しやすいメールじゃないと、簡単にシカトされる。じゃあ返しやすいメールって何?って話になったときに、まず出てくるのがこの疑問文です。例えば、

タイトル:無題
本文:昨日公園でセーター拾ったよ!

こんなメールがあるとします。どうでしょう、これ非常に返しづらくないですか。だから何だよと。これはまぁシカトコースまっしぐらですね。ところが、

タイトル:無題
本文:昨日公園でセーター拾ったけど、いる?

みなさん、これなら瞬時に頭の中に返事が浮かんでくると思います。そうです、「いらねーよ!」です。これが、疑問文の実力なんですね。この疑問文をうまく使いこなせれば、メールも長続きするはず。決していい例文でないことは自分でも重々わかっていますが、疑問文のスゴさだけはお解りいただけたかと思います。


◯久しぶりのメール。なんて送ればいい?

きっかけさえあればすぐにメールしたいんだけど、なんて送るか考えているうちに数ヶ月。久しぶりのメール、やっぱり話のネタがない…。そんなことってありますよね。「元気?」は前にも使ったし、変なことを言ってシカトされるのもイヤだし…みたいな。そんなときのために、僕は必殺のメールを考えました。


タイトル:久しぶりー
本文:この前新宿らへんで◯◯ちゃんっぽい人見かけたんだけど!本人?(笑)

これです。ポイントは「この前」と、新宿「らへん」。ちなみに本当は見かけてません。でもいいんです。新宿らへんと言えば、代々木や大久保はもちろん、なんなら渋谷ぐらいまで新宿らへん。その上、時期を特定してない「この前」と言えば、まぁ大体の確率で当たります。で、人って人に見かけられるのって結構イヤなものじゃないですか。だから、思い当たるフシがある場合は、真偽を確かめたくなる。


タイトル:Re:久しぶり〜
本文:マジで!?あたし何してた!?

こんなメールが返ってくるはず。どうでしょう、いつの間にやら「久しぶりのメールをシカトされない」というハードルを突破しています。もし先方さんに全く心当たりがなくても「人違いじゃない?」といった旨のメールは返ってくるはずです。ただ、こんなメールばっかりしているとかなり怪しいですからね。1人に1回だけ使える、シカトされない「久しぶりメール」のご紹介でした。


【「メールすること」を目的にしない】

これで最後になりますが、僕今なんか、それっぽいこと言いましたね。そうです。あなたは、何のために好きな子、狙っている子とメールをするのでしょうか。それは、「仲良くなりたいから」「付き合いたいから」「しりとりで「好き」って言って欲しくて延々『す攻め』したいから」ですよね。でもメールをしていると、その刺激のあまり、こんな当たり前のことを見失ってしまうんです。つまり、「メールすること」自体が、ゴールになってしまうと。これでは本末転倒です。だから例えば、

「だって◯◯ちゃん俺のタイプだからなー(笑)」
「じゃあ今度一緒に行ってみない?」

などなど、ところどころに多少の毒を盛らなければいけない。確かに、リスクは高いかもしれません。もしかしたら、そこでメールが途切れてしまうこともあるかもしれません。でも、じゃあ質問だけ続けただけのメールに、本当の意味でのメリットはあるんですか?「じゃがりこの新しいやつ、超おいしいよー」って来たメールに、あなたが本当に望んでいたものはあるんですか?いいや、ない。

「僕はメールができればそれでいいんだ」という人がいれば、それはそれでいいと思います。でもそれ以上を望むなら、ときに「これでダメならしょうがない」、ぐらいの気持ちを持つことも大事なのです。メールは目的ではなく、あくまでも手段。これを忘れないでください。

いかがでしたでしょうか。そしてこれは本当に最後の最後になりますが、大事なことをひとつだけ。「女の子が使うハートの絵文字には、別に、意味はない」。ほかのことはよくわかりませんが、これだけは絶対です。それでは、今年もよろしくお願いいたします。

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