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2011年5月

2011年5月25日 (水)

ドタキャン狂想曲

「今度飲みに行こうよ!」

 

緊張で震える手で打ったそんなメール。ゼィゼィ言いながらようやく送ったそんなメール。相手の女の子から返事が来たのは、13時間後の午前9時を回ったときのことでした。
 

「いいよー(ペンギンの絵文字)」

 

僕は小躍りしたい気持ちを抑えて、なお小躍りしながら携帯をギュッと胸に抱き寄せました。もちろん昨日はあまり眠れていません。返信が気になって気になって、とてもじゃないけど熟睡などできなかったのです。普段はシャワーで済ませるくせに、その日は湯船に浸かっちゃったりして。お湯ん中潜っちゃったりして。「ふふ、いつもありがと」なんて蛇口に話しかけたりして。その瞬間蛇口からしずくが垂れ、「うん、うん…。そっか、お前も頑張ってるんだな…」とか言ってみたりして。小さい頃湯船に浮かんでたゆずを食べて、リクガメみたいな色のゲロ吐いたこと思い出したりして…。

 

まぁまぁその下りは別にどうでもいいんですが、とにかく待った甲斐がありました。返信はちゃんと来たし、返事もOK。万々歳というわけです。その後1週間に渡り時間と場所を決め(メールにすると4通)、後はいよいよ当日を待つだけ、というところまでこぎ着けました。

201105

さて、今回のポイントはここからです。あなたならその約束を、「楽しみに待つ」でしょうか、それとも「怯えながら待つ」でしょうか。

 

いえ、もっと突き詰めて聞きましょう。例えばその約束の前日(もしくは当日)にその子からメールが来たら、あなたは「ワクワクしながら開く」でしょうか、それとも「うつろな目で唇をハミハミしながら開く」でしょうか。

 

別に心理テストというわけではありませんが、いずれも後者を選んだという方は「過去にドタキャンをされたことがある、及び、それがトラウマになっている」方です。もうね、なんなのあれマジで泣いていいのどうなの。

 

ちなみに僕はいずれも後者、そのタイプです。女の子にドタキャンされた回数は数知れず、性格の良い子で通っている高橋さん(仮名)に「ちょっとおじいちゃんが死んじゃって…」と2年に渡り4回言わせたこともありました。他にも高橋さんを誘ったことがあるやつに話を聞いているうちに、高橋さんのおじいちゃんは計17人亡くなっていることが判明しましたが、まぁそれは置いておいて。

 

そう、だから僕は、女の子と約束をするときは「ドタキャンされる危険性」を必ずセットで考えるように、自分に言い聞かせています。怯えながら待つというのは、ひとつの防衛策でもあるのです。



〜ドタキャンで取り乱さないために

結論から言いますと、まったく取り乱さないのは無理です。「え?俺全然気にしねぇけど。なぁお前らもそうだべ?」という方、あなたはもう卒業。次のステップであるガチンコファイトクラブにお進みください。普通なら、どうやったって大なり小なり落ち込むはずです。

 

まぁまぁ落ち込みはするのですが、それでも少しでもダメージを和らげるために。それが先ほど言った、

「ドタキャンされる危険性」を必ずセットで考えるように

という方法につながります。楽しみにして楽しみにして、とにかく楽しみにしてドタキャンされる。このダメージはもう想像もしたくない。わかりやすく「ドラクエ6」で例えると、ラスボス相手に頑張って頑張ってとにかく頑張って、最後MPが切れて仕方なくこうげきしたチャモロで止めさしちゃう、みたいなガッカリ感。ね、わかりにくいでしょ。実際全然違うし。まぁあんまり楽しみにしすぎると、とにかくその落差に耐えられないぞと。

 

だからこそ僕は、常に怯えておくことをお薦めします。怯えて怯えて、やっぱりドタキャンされました。これなら、まぁまぁダメージも受けますが、致命傷は避けられるはず。もしその約束が実現したなら、心配した分、嬉しさも倍増と良いこと尽くめです(※ただしその期間、あまり固形物を食べられなくなります)。

 

そして実際にドタキャンメールを目の当たりにしたときにどうするか。いいえ、これが真実などと真正面から受け止めてはいけません。ドタキャンはあまり体にいいものではないので、その都度受け止めていては、ついには立ち直れなくなる恐れがあります。メールを開いてみたらドタキャンの旨が綴られていた。そんなときはまず、携帯からすぐに目を離し大声で叫んでください。

 

「私たんぽぽのぽぽちゃん!2しゃい!」

 

こうです。いや、実際セリフは何でもいいのですが、出来るだけ現実逃避ができるセリフがいいと思います。この場合は、出来るだけぽぽちゃんに成りきる。もちろんあなたは、ぽぽちゃんではないし、2しゃい(2歳)でもない。でもそれでいいんです。とにかく、ドタキャンという事実を、一旦現実から引き離すことが大切です。



〜落ち着いたらドタキャンメールを読み返す〜

メールを読み返すのは、ぽぽちゃん効果により心がすっかり落ち着いてから。メールを前にするとそれでもざわ…ざわ…となりますが、いつまでも逃げ続けていては先に進めません。さて、メールを読み返す際、ポイントはひとつです。そこだけに注視してください。

 

代替案が記載されているか

 

これです。例えば「ごめんね、来週の土曜はどうかな?」などがそれにあたります。その代替案があれば、おそらく、あくまでもおそらくですが、そこまで心配する必要はないでしょう。

ドタキャンされた理由は何か。それは大きくわけて3つになります。

 

(1)元々行くつもりはなかったが、断るのが気まずかった
(2)元々行くつもりはあったが、当日急に面倒になった
(3)本当に行けない理由ができた

 

ちなみにこれは、実際に起こりうる可能性順に並んでいます。例えば(1)ですが、「遊ぼうよ」と言われて「ごめん無理」というのは中々えげつないですよね。同じ職場や学校の人なら今後の関係もありますし。そのため、一旦素振り見せてからの突き落とし。同一人物によるドタキャンが3回続いたら、おそらくこのケースでしょう。3回耐えられるかどうかは別ですが。

 

(2)はアイライナーなくした、雨が降った、昨日寝るのが遅かった、昨日の試合で小笠原がノーヒットだったなどの理由による、やる気の失せが原因。必ずしも希望を捨てる必要はないと思われます。

 

さて(3)ですが、例えば急な用事や体調不良など、それが真実であれば仕方がないところですよね。今後にもっとも希望が持てるドタキャンです。果物で言うと梨です。

 

ちなみに具体的な理由はさして重要ではありません。「ごめん急に仕事が入っちゃって…」「ごめんちょっと風邪ひいちゃって…」「ごめんモンゴルが800になっちゃって…」。それが嘘か本当かを判断できない以上、どんな理由でも大した意味はないのです。言ってみれば、飾りの様なもの。お約束です。大事なのは、ドタキャンをされたときに「本当に自分に会う気があるのか」を見極めること。これに尽きます。

 

その指針となるのが、振替案。これがあればドタキャンされた理由は(3)、悪くても(2)になるはず(含希望)。少なくとも、会う意思は持ってくれていると思ってOKでしょう。え?代替案がなかったら?ごめん、ちょっと今日お腹痛いから、また今度答えるね。


〜ドタキャンをされたときの対応〜

ドタキャンにどれだけ傷つこうと、どれだけ明日が見えなくなろうと、それでも返事をしなければなりません。ここでマズいのは、怒ってしまうこと。確かに約束を反故された側としては、怒る資格もあると思います。でも、それぞれのケースに当てはめて考えてみてください。

 

(1)会いたくもないし、なんか怒られた。うぜぇ
(2)ただでさえ面倒なのに、さらに面倒になった。うぜぇ
(3)ごほっごほっ。うぜぇ

 

冷静になって相手の立場に立ってみると、どれも見事に最悪です。とくに(3)なんてもう。怒らないとナメなれるという考え方もありますが、彼女や友達ならともかく、これからって相手にそれはどうかと…。例えナメられたとしても嫌われるよりはマシでしょう。ここはひとつ大人になって、

 

「そっか、大変だね!じゃあまた今度!(ニッコシ)」

 

で問題なし。「店予約しちゃったんだけど…」、そんなこと言いたくなる気持ちも痛いほどわかりますが、グッと我慢です。なんてゆーかー、そーゆーめめしーところがー、男として見れないってゆうかー。うるせぇ!お前んちにインディアン呼ぶぞ!そうですグッと我慢です。

 

それでは今回のおさらい
・女の子と遊ぶ約束をするときは、常に「ドタキャンされる危険性」をセットで考える
・ドタキャンメールに代替案があるかを確認
・ドタキャンされても怒らない
・無理な人はもう何回誘おうと無理だから







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