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2011年6月

2011年6月18日 (土)

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次回予告:「本当に今度こそパンの話」

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2011年6月15日 (水)

クックドゥー

そう。最近「これちょっとイケてるんじゃないの」って思うことがあって。それが、あれ。

 

料理のできる男

 

 

しかし、これはカッコいいと思いませんか?うん、そう川越川越。スマイルスマイル。っていうか服部。服部幸男。ニンジャ服部幸男。そういやなんであの人いつも喪服着てんの?

 

実は僕の知り合いにも結構いるんです。「俺、料理得意だよー」って人。あげくの果てには「銀座でコックやってます」なんて人まで出てきちゃって。まぁでも、その子は村でも有名なほら吹きだからね。「地元にダイソーできてさぁ」とか得意になって言ってたけど、それホームレスが駅で拾ってきた雑誌100円で売ってるだけだからね。だからたぶん、その銀座で〜みたいのも嘘なんだけど。

 

まぁね、料理って言ったら一人暮らし。一人暮らしって言ったら僕みたいなとこあるじゃないですか。そりゃね、一時は自炊なんてものもした。経験済み。だからね、ある程度は料理ができるって自負してるんです。得意料理もね、ある。「アナさんライス」っていうんだけど。ご飯と卵をフライパンで炒めたりするんだけど。

 

でもその話したら、友達が言うんですよ。「それ、チャーハンでしょ」って。いや、素人って怖いね。チャーハンってそれ、ドラゴンボールのキャラクターだし。多分「天さーん!」とかって自爆してセル倒して地球救うやつだし。ドラゴンボールよく知らないけど、たしかそんな奴いたよね?

 

実は言うとね、「料理ができるようになりたい」って思ったのは今回が初めてじゃないんです。これまでにもあった。一度は断念した自炊を、「先生もう一度料理がしたいです(右手にさい箸)」ってな具合で、再びピッチに立とうとしたことはあった。でも、心折れた。

 

だって「料理ができるようになりたい」って思ったら、まず第一に冷蔵庫見るじゃないですか。ほら、「料理ができる」=「冷蔵庫のあまりものでナンヤカンヤできる」みたいなとこあるし。そこに憧れてるフシあるし。その時もね、見たんですよ。一人暮らしの、我が家の冷蔵庫。もうね、開けるのすら何ヶ月ぶりでしたっけ?って感じ。思わず「この辺も様子変わったなー」って言っちゃうぐらい久しぶり。

 

そしたらね、あった。タッパー。暗がりにポツンと、潜んでた。

 

 でもね、思い出せないんですよ。「いつこんなん入れたっけ?」って。「中に何が入ってるんだろう?」って。

 

それがまたね、もう明らかに新人の装いじゃないんです。フレッシュさのかけらもない。「え?もう戦争終わったの?」とか言っちゃいそうな雰囲気。大御所。

 

とりあえず、一回閉めますよね。こえーから。できれば触れたくないから。でもまぁ、これ何とかしないと先に進めないなって。一回気になっちゃうと、もう頭から離れない。モバゲーのCMで江口洋介絶対「スマホ」のこと「スマホン」って言ってるよね。どこか「アンチャン」の風情あるよね。っつーぐらい気になって頭から離れない。

 

でね、記憶の糸をたぐり寄せたんです。そしたらうっすらとね、こう記憶の彼方に。っていうかごめんなさい、もうとっくに思い出してた。でも、なるべく現実直視したくなくて、時間かけてた。歯医者行くのに、わざと遠回りしたあの頃がフラッシュバック。

 

これはね、このタッパーの中身はね、角煮なんです。豚の角煮。

 

そう言えば、そんなこともあったなと。「お金ないお金ない」って言ってたら、近くに住んでる友達(実家暮らし)が持ってきてくれたなと。正直奢ってもらうの期待してたんだけど、現物支給できちゃったなと。

 

またこんなこと言うとね「これだから面長は…」みたいに思われるかもしれないんですけど、僕ね、あんまり人のお母さんが作ったものって得意じゃないんですよ。この感覚って、わかんない人にはまったく伝わらないと思うんですけど。「潔癖性なの?」ってそれは違う。道に落ちてる鈴カステラなら平気で食うんだ。

 

だからその角煮もね、受け取っては「ありがとー!」だか「あぼかどー!」だかっつって、速攻で冷蔵庫にin。まぁそのまますっかりと存在を忘れ、時は満ちたとばかりに感動のご対面ってわけですよ。もうね、色んな意味で泣くかと思った。

 

だってそれがいつの話かっていったら、もう2年ぐらい前のことなんですよ。久しぶりに冷蔵庫を開けた、その2年前。また愉快なことにね、その間には電気が止められていた期間もしっかりとあって。冷蔵庫が蔵庫になっていた期間が確かにあって。もうね。

 

一度は諦めようと思った。でも、夢が、僕の背中を押したんだ
引用『夏の日の1993』著:斉藤アナスイ

 

そんなわけで深呼吸。意を決して再び冷蔵庫のドアを開けました。「恐れない!かえりみない!しーちきん!」。僕だけのお・か・し(『し』が浮かばなかった)の言葉を胸に刻んで、行ったよね。攻めたよね。

 

いや、改めてすごい迫力。すごい緊張感。「ゴゴゴゴゴ……」って音がクリアに聞こえたもん。料理って作り手によってはこんなにズッシリするんだって思った。

 

まぁまぁそんなわけで、とりあえずは手中におさめたんですけど。いや、これを(フタを)開ける勇気は、残念ながら僕にはない。持ち合わせてない。「角煮のトラブル5000円♪」とかあったら、きっと即決してたと思う。もう怖いのなんのって。これを目の前にしたら、さすがの松崎しげるも真っ黒ですよ。

 

ただね、じゃあこのタッパーをママ捨てられるかって言ったら、それはマナー違反じゃないですか。容器は燃えないゴミでしょ。中身は燃えるゴミでしょ。っていうか、そもそもこのタッパーはうちの子じゃないでしょ。

 

いずれにせよね、いつかはちゃんと向き合って語りあわなきゃいけない日が来る、ってわかってた。言葉だけじゃ、気持ちだけじゃどうにもならないことって確かにあって。そう、出した手紙も、今朝ポストに舞い戻った…。

 

だからね、決めたんです。「今日もし横浜ベイスターズが勝ったら、俺はこのタッパーを開ける!」って。僕なりの決意。硬く熱い決意。もうね、手に汗握って応援しましたよ。

 

そしたらね、ほんとに勝ちやがんの。ふざけんなと思って。正直7:3でセーフの予定だったのに、こんな日に限って勝ちやがんの。もうね、さすがにこれは運命感じたよね。ビビビってきたよね。

 

さすがにここまで来ちゃったら、もう退けない。今一度冷蔵庫を開けて、例のタッパーと再会を果たしました(お昼以来)。しっかしね、相も変わらず個性的な雰囲気持ってる。少しでも気を緩めようなものならね、その瞬間蝋人形にされそうな雰囲気。さてね…。

 

これから、自分の全力を賭して、この角煮を処理いたします!パール・ハーバー!

 

このときの僕の勇姿は、後に語り継がれてもいいレベルだと思うんだ。

 

(パカッ)←タッパー開けた音

…?

(カパッ)←タッパー閉じた音

(パカッ)←タッパー開けた音

………!?

(カパッ)←タッパー閉じた音

 

ご、ごめん。ちょっと一回家帰っていいかな?あ、そっか、ここが家か。いっけネェ。え?いや、うん、大丈夫大丈夫…大丈夫。あ、でも俺、明日朝9時にガンダーラだからそろそろ寝ないと。うん。

 

…いや、マジかと。

 

あの、角煮を2年間放置するとどうなるか、知ってる?それも、その間ちょっと冷蔵庫の電気が切れてたりしたら、どうなるか。聞きたい?あ、男子は外でドッジボールでもやってて。こっからちょっとデリケートな話になるから。

 

あのね、宿ってた
なんかね、いたの。新しいお友達。5面のボスみたいなやつ、いた。
新しい村ができてた。

 

すごいよ、斉藤家。テレビだけじゃなくて冷蔵庫でも『ガイアの夜明け』が観れる。完全に地デジ対応してる。

 

いや、どんなにお願いされても、これ以上の描写はちょっと遠慮しちゃうかな。だってこれ以上書いちゃうと、ほら、多分ココログのアカウント剥奪されっから。凄惨さで言うと、そういうレベルだったから。え?ヒント?まぁ、飛んだりとかはできないタイプかな。もっとこう、大地に根付いてる系。息吹き系。そんなお子。

 

これはね、さすがに料理がどうとか言ってられる状況じゃない。食欲なんかもうね、その瞬間、ルージュで「サヨナラ」って書き終えちゃってたから。長い付き合いだからわかるけど、多分これはしばらく帰って来ない。「今となってはいい思い出だよね」なんて食卓囲むには、まだまだ時間がかかりそう。うーん。どうすっかな、これ。

 

(暗転)
(明点)

 

家の近くのまぁまぁ広めの公園。ここがまたラブホなんかに囲まれてて、深夜ともなると結構カップルも集まってきたりするんです。いや、さすがに堪えたよね。イチャイチャしてるカップルを尻目に、角煮を土に還す作業

 

公園に何かを捨てることは、決して褒められたことじゃないんだけど、もう彼(ら)は我が家のお台所でどうにかできる器じゃなかった。大きな木の下に穴掘って、角煮埋めたよね。割り箸さしてお墓風にしたよね。タッパーも公園で洗って、ようやく我が家に平和が訪れました。

 

それからしばらくは、冷蔵庫開けるのも怖かった。捨てたはずなのに、冷蔵庫開けたら、また帰ってきてるんじゃないかって。稲川淳二の得意パターンなんじゃないかって。

 

そんなこんなで一時は心が折れた僕ですが、最近では長いリハビリ生活の甲斐もあって、ようやく自由に冷蔵庫を開き閉めできる体になりまして。そこで、ですよ。料理、料理がしたいんだ。

 

もし「料理得意ですー」なんて人がいたら、教えて欲しいんです。基礎の基礎として、まず何から始めればいいのでしょうか?例えば柔道だったら「受け身」からとか、万引きだったら「小物」からとか。そういうの。ドシドシご応募待ってまーす。

 

え?教えてくれないの?あ、そう。じゃあ今度家に角煮持って行くね☆

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